明日7月26日(土)のやまゆり園事件の集会、実行委員長の挨拶を事前に公開します。 明後日7月25日(日)の【月々の間の会】は会場が変わっています。
皆様
こんばんは。
夏真っ盛りです。
明日、やまゆり園事件を考える集会です。
ぜひ、ご参加ください。
集会は熱中症警戒アラートが出るか出ないかで、
屋外の広場で行うか、地下の室内会場で行うかを決定します。
朝には分かります。
それと、翌日には【月々の間の会】があります。
こちらは、通常開催している会場が落雷のため使えなくなっていて、
初めての場所で開催します。
以下、両日の詳細の後に、明日の集会に向けて、実行委員長を務める、わたしの挨拶原稿を事前に公開します。正直、これを書くのに、毎日、気が狂いそうでした。
基本的にわたしは、自分の考えを常に疑っていますが、そうであっても、やはり、その都度、思うことしか書けません。書いても、やはり、まだ間違っているような気もします。わたしが間違っているというより、これが誰かの大事にしていることを否定しているかもしれないということに非常に苦しみました。しかし、こうとしか書けないのです。
これは、全く結論でも、答えでもありません。これから始まることへの姿勢の話です。
よろしかったら、お読みください。
◆【第9回津久井やまゆり園事件を考える集会 in みえ】
手話通訳・要約筆記(手書き)有り
日時:2025年7月26日(土) 午前10時〜12時
会場:津市まん中広場(津センターパレス南側)
※雨天と熱中症警戒アラート発令時の場合は、午前11時から午後1時(時間も変わります)
津センターパレス地下1F 津市市民活動センター オープンステージで行います。
主催:第9回津久井やまゆり園事件を考える集会 in みえ実行委員会
(実行委員)佐藤竜 三條宇多彦 高山宗仙 西脇秀典 松田愼二
共催:間の会、NPO法人ピアサポートみえ
後援:三重県、三重県教育委員会、三重県社会福祉協議会、津市、津市教育委員会、津市社会福祉協議会
賛同団体・個人:特定非営利活動法人三重難病連/公益財団法人三重県障害者団体連合会/特定非営利活動法人DPI日本会議/PhotoGallery165/一般社団法人三重県聴覚障害者協会/宗教法人人間禅三重禅会/一般社団法人三重県社会福祉士会/公益財団法人反差別・人権研究所みえ/稲森健一/今枝良浩/佐々木絵実/永田一紀/萩野茂樹/木村清俊/清水冬樹 (敬称略)
◆【月々の間の会】
日時:2025年7月27日(日)13:30〜16:30
場所:津市南が丘会館 大会議室 (事前にお伝えしたものと会場が変わっています。初めての会場です。)
実行委員挨拶より西脇の分のみ
実行委員長を仰せ付かっている間の会(あいだのかい)の西脇秀典(にしわきひでのり)と申します。わたしがこの集会の実行委員長にふさわしいとは全く思っていません。しかし、この集会はどうしてもやらざるを得ないのでやります。
施設に反対の人、施設を必要とする人、そして施設に入れられる人、施設と関係なく街なかで暮らす人がどうして一堂に集えないのか、不思議でなりません。
しかし、障害者のためにとか共生社会を実現するためにとか、そんな目的は全くありません。
わたしがわたしであるために、あなたがあなたであるために、そして、あなたがいなければわたしもいないというその事実のために行います。
障害者のためにとかいうのは、日本人のためにというのと同じくらい、わたしは違和感があります。
色々なことが出来る人、出来ない人、それぞれおります。その人はその人であるだけです。
特徴を表したり、分類するのが不要だとは言っていません。男も女も会社員も農家も、金持ちも貧乏人も、分類は無数にあります。
しかし、人間は、一人一人全く別の、その人です。
この事件は、障害者を、意思疎通の出来ない人を、という、ある、雑な属性、特徴を理由に、その人の個別の命と人生を奪いました。最低最悪の事件です。
まだ、犠牲者の一部は名前すら公開されていません。
属性によって、その人の命や人生を奪う凶行に、わたしもまだ一部が殺されたままです。
息が出来ない思いです。そして、犯人が悪いというだけでなく、申しわけない思いもいっぱいです。
これは、今ガザで起こっていることも同じです。他人事とはとても思えません。
より無力なものを傷つけることは忌むべき行為ですが、属性を理由に人を殺すことは、他の人の個別の存在も奪っていて、あらゆる人を蝕みます。
この事件は、実際の犯行そのものも残酷ですが、言葉や思想の持つ暴力があまりにも強大です。どうしても、それに抗っていかなければ、わたしは生きて行くことが出来ません。
殺された人たちに会いたいです。せめて、その一人一人を感じたいです。
そして、犯人を憎むのではなく、人を属性だけで捉える暴力と戦っていきたいです。
その第一歩は、立場や属性や思想に関係なく。互いにそのまなざしや声に触れ、集まることです。そうして、普段から人々が集まれる、街中から排除されている人とも共に集まれる場を作っていく、そんなきっかけになればと思います。
集会の副題に「共に生きる」と掲げましたが、現実に、今地球上にいる人は、皆、実際にいるのです。生きているのです。「共に生きる」以外、何がありますか?殺しますか、排除しますか、無視しますか?敵も味方も善も悪も好きも嫌いも家族も外国人も関係ありません。他者がいるからわたしがいます。あなたとわたしが出会って、初めて、いると言えるのです。生きていると言えるのです。しかし、今現在も、いること自体を否定され続けている人が無数にいることを、絶対に忘れないように。
実行委員長 間の会(あいだのかい) 西脇秀典(にしわきひでのり)
以上の件、すべてお問い合わせ、ご連絡先は、
● メール:aidanokai2015@gmail.com 間の会 西脇秀典です。
●間の会ホームページ:https://aidanokai.amebaownd.com
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2025年7月25日 間の会 西脇秀典
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