感情移入や共感ではなく、具体的な振る舞いの機微への同期。気づきの影。 明日5月8日(木)は【ご縁の間の会】です。
皆様
こんばんは。
随分、暖かくなりました。
明日の【ご縁の間の会】と、今月の間の会のスケジュールをお知らせいたします。
5月に入ってからも、少し時間が経ってからのご案内となりますし、今月は2回しかございませんので、残念な面はありますが、わたくしが体調が悪く、それも色々検査等もしましたが、やはり自分の中で、今、解決しなければならないことが山積みなので、その影響もあるかと思います。
ギリギリ開催出来る範囲でやって行きたいと思います。
明日と5月のスケジュールは以下です。
◆【ご縁の間の会】
日時:2025年5月8日(木)13:30〜16:30
場所:津市大門 万松山 専琳寺(津観音の東、立町商店街を抜けたところ)
◆【月々の間の会】
日時:2025年5月25日(日)13:30〜16:30
場所:津市贄崎地区防災コミュニティセンター
前回のご案内で、やや突飛なものですが、間の会での心に残った言葉をご紹介しました。
切実な願いは胸が開くというか、明るい方に向かっていく嬉しさがあります。
けれど、それはあくまでも「願い」であることに変わりはありません。
やはり、肝要なのは、具体的な振る舞いだと思います。
行動とか言うと少し大袈裟です。
本当にわずかな、ささやかな、具体的な振る舞いです。
まばたきでも、瞳の輝きでも、からだの傾きでも、足の伸ばし方、曲げ方でも、
声がどのように発せられるのかも、どれ一つ取っても、とてつもなくかけがえのないことです。
場を共にし、対峙していると、呼吸の機微や、心臓の鼓動も感じます。
それらのあらゆることが、言葉の意味よりも重要でないということはありません。
微風が吹いてきたり、木漏れ日がさしてきたとしても、それに対して、それぞれが、どのようにそれを感じるのか。それは全く分からないことですが、現れてきたものを辿ることは出来ます。
これは感情移入とか共感とはちょっと違うことではないかなと思います。
互いに、その機微を辿り合い、同期すること。
それは、感情移入や共感による思い込みや、思想によるバイアスから、ふと逃れた時に起こります。
これも文字で読まれることは前提として書いていますが、
SNSなどで、文字のやり取りばかりに溺れてしまったり、動画サイトなどからスマホで親密さを錯覚させる音声で聞いていると、こうした、目の前の他者と同期する機微が疎かになってしまいます。
また、常に、意見や立場や考え方を表明する、あるいは、人のことを、そういう視点で見ることばかりをしていると、容易に、分かり得ない他者のことを、この人は、そっち側の人、こっち側の人、そういう考え、思想、立場の人と、大雑把に分類してしまいます。
右翼だ、左翼だ、保守だ、リベラルだ、ネトウヨだ、レイシストだ、スピリチュアル系だ、陰謀論の人だ、等々、そういうラベリングを無意識のうちにしてしまってはいませんか。
そして、人をラベリングするだけでなく、自分も何らかの立場、態度をはっきりさせなければと思ってしまいませんか?
もちろん、したい人はすればいいことですが、そういう風によく知らない人を、あるいは身近な人を分類してしまうだけでは、あまりにも、もったいなく、それぞれの人の豊かな存在を薄っぺらいものにしてしまいます。
少なくとも、間の会では、そういう分類は必要ありません。
誰と誰が親しいとか、そんなことも必要ありません。
もちろん、分類が必要な人はすればいいですし、意見を表明したい人はしたらいいのですが、意見や分類そのものよりも、何故、そういう意見を表明したいのか、分類をしたいのか、その背景の方がより豊かで面白いと思います。
振る舞いの機微を、そのまま辿っていくことの方が、より、その人の背景が見えてきます。
しかし、それすら目的ではありません。より面白い方はどういう方向かなと思うことを書いたまでです。
わたしが書いていることは、ただわたしが書いていることに過ぎないので、当然ながら間違っている可能性があります。そこは、本当はどうか、疑ってみていいでしょう。
先日、間の会についてよく参加される方と話していたのですが、その方が言っておられた、「気づきの影」という表現がなかなか面白いと思いました。
こうした場に、何らかの「気づき」を得たいと参加される方は、いらっしゃると思います。
けれど、「気づき」は「得る」ものでしょうか?
むしろ、何らかの「気づき」は、今まで思い込んでいたことに風穴を空けます。
得るというより、思い込んでいて隙間のなくなっていたところに隙間が出来る、何かがなくなる感じに近いのかなと、話をしていて思いました。
とは言え、こうしたことは理屈に過ぎません。理屈では計り知れない劇的な瞬間があると思います。
ぜひ、ご一緒いたしましょう。
以上の件、すべてお問い合わせ、ご連絡先は、
● メール:aidanokai2015@gmail.com 間の会 西脇秀典です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2025年5月7日 間の会 西脇秀典
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