明日4月23日(日)、【月々の間の会】です。それと、【からだを見合う実験室】京都開催2回目を終えて。
皆さま、こんにちは。
暑かったり寒かったりですが、今日もとても美しい日です。
前のご案内の時にまだ書きませんでしたが、
【ごちゃまぜ】が、ちょうど二十日前で、その翌々日くらい、かなり唐突に勤めていた仕事を退職することになりました。
その翌日、もう4年くらい気になっていた小松菜(すてきだ菜)の種を蒔きました。
しかし、一週間経っても芽が出てこず、調べて蒔いたつもりでしたが、改めて調べて、これは大変土深く蒔きすぎたと、土を少し削ったり、掘り起こしたりしながら、また様子を見ていましたが、二週間立っても芽が出ません。
年月が経って発芽率も低くなっておるでしょうし、何より、土深く蒔き過ぎたものを、掘り返し切れておりません。
これは残念ながら、失敗だったかと大変落胆しておりました。
しかし、なんと、一昨日、芽が出てきたではありませんか!
今日の段階で、本当にちっちゃな、随分心細い芽が、四つ生えてきました。
心細い、と見えなくもないのですが、その小さな芽を、1日に何度も見に行ってしまいます。
心細い、と、奮い立つような力とが同時に芽生えてくるような。形のない何かが灯ります。
前置きが長いですが、
明日4月23日(日)は【月々の間の会】です。
◆月々の間の会
●日時:2023年4月23日(日)13:30〜16:30
●場所:津市贄崎地区防災コミュニティセンター 2階集会室
春の贄崎にどうぞお越しください。
楽しみです。
仕事を退職した日、別の電話がありまして、今度、5月に、三重大学のゼミで【間の会】を行うことになりました。
「間の会」を発足して、この4月で8年目となりますが、何らかの依頼があったのは初めてです。
色々なことが同時にやってきて、この日は景色が一変しました。
先週の日曜日は、京都で【からだを見合う実験室】を行いました。
私は所見で、
>「見た」人が、 その「見届けた」という体験を、 その人に伝える
と書いていますけれど、
いやいや、「見届けた」なんて、とんでもない。
全然、見れていませんね。
何を見ているのでしょうか。
それでも、この実験室では、本当にものすごいことがたくさん起こっていました。
多分、それは間違いないと思います。
けれども、これは、普段、間の会で、何とか、「そのまま聞く」と言うことをやっているつもりですけれど、
「つもり」もいいところであって、
「そのまま聞く」とか、「そのまま見る」なんて、いかに出来ていないか、痛感するばかりです。
往々にして、何か「面白いもの」を「見よう」「聞こう」としてしまったり、
解釈しようとしてしまったり、何か言うことを考えていて、何も「見て」も「聞いて」もいなかったり、
そこに起こったこと、そこで話されたこと、そのままではなく、自分の言葉やイメージに置き換えて、
「見たり」「聞いたり」してしまったり、意味だけ取ろうとしたり、共感しようとしたり、何かしてしまっています。
私は、まるで、記憶力はよくないので、細かい言葉や、その仕草、動きを、何も正確に覚えておりはしませんが、
しかし、そこで、無視できないもの、どうしても、それを「聞いて」しまった、「見て」しまったもの、
だけ、それだけではいけないのかなと思います。
意味がわかるとか、わからないとかいう話ではありません。
その場で起こったことは、やり直しが効かないのですが、
だからこそ、無視出来ない、
「聞いて」しまったこと、「見て」しまったことは、
なかったことにはしてはなりません。
恐らく、それだけ。
何か、「面白いもの」を「見よう」「聞こう」とするのではなく、
ただ、そこで、「聞いてしまった」「見てしまった」こと自体が、とんでもなく、やばいくらい、
心底、「面白い」のです。
考えている暇はありません。
とね、こうやって、皆さんにお便りするのは、何だか、アジテーションしてるみたいだなと、 昨日あたりから思い出しました。
先週の【からだを見合う実験室】以降、自分自身、大揺れに揺れて、ぐるぐるしています。 こうやって言葉を紡ぐこと自体、何なのか、延々と反芻しながら、それでも、したためていっています。
仕方ありません。【間の会】も【からだを見合う実験室】も、自分自身が大揺れに揺れるほど、
滅法面白いからに他なりません。
【からだを見合う実験室】は、明らかに、【間の会】でやるべき、ど真ん中の試みです。
また、津でもやりたいのですけれど、これ、津で人が集まるのかなと、ちょっと思ってしまう部分があります。
ご興味ある方がいらしたら、ぜひ、リクエストくださいね。
さて、それと、これは、西脇個人の主催ですが、
5月14日(日)の18:00から、
また、1月に行ったのと同じ、ギャラリー紅梅にて、自主公演を行います。
詳細未定ですが、第一報までに。
では、皆さん、穀雨も過ぎました。(そうか!芽が出てきたのは、穀雨の日でした。)
爽やかな晩春をお過ごしください。
明日、お待ちしております。
京都でのこの回は、5時間かけて、一人一人が、5分ずつ、まん中に立って、自己紹介を兼ねて、他の人に見られながらの、その人の時間を過ごしてもらいました。たまたまそういう流れになりました。これも、毎回違います。そして、見たことを、たくさん言葉にし合いました。なので、参加者10名で、一巡するのに、5時間目一杯かかりました。最後から2番目の方が、まん中に四つん這いで進み出て、動き出し始めた時、突然雷が鳴り、雨が降り出してきて、次第に雹となり、窓の外に広がる屋上に叩きつけるように振り続けました。写真は、その時のものです。古川さんが撮りました。そして、最後の人が動き、飛び跳ねた頃、日が射してきました。壮大で、物凄い迫力の終盤でした。その他の写真は、先月の【月々の間の会】から。(と書きながら、このところ、写真が表示されていないようです。元々、このサイトの容量が足りないので、インスタに写真をアップして、それをこちらに表示できるようにしたのですが、インスタの写真がうまく反映されないようです。もうしばらく色々試行錯誤してみます。)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上の件、すべてお問い合わせ、ご連絡先は、
● メール:aidanokai2015@gmail.com 間の会 西脇秀典です。
2023年4月22日 間の会 西脇秀典
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