明日(今日)10月10日(木)は、【ご縁の間の会】です。 その他色々なことを書いています。今回は定刻に終わる予定ですのでご了承ください。
日中に配信したメールの文章のままになっています。
皆様
こんにちは。
少し涼しい風を感じるようになってきましたが、朝晩が冷えますし、体調に気をつけたい日々ですね。
とは言え、日中はなかなか気持ちのよい季節ではないかと思います。
明日は【ご縁の間の会】です。
お寺の本堂は風通しもよく、こうした季節は、特によいかと思います。
ぜひ、お越しください。
◆【ご縁の間の会】
日時:2024年10月10日(木)13:30〜16:30
場所:津市大門 万松山 専琳寺(津観音の東、立町商店街を抜けたところ)
@senrinji.daimon.namoamidabutu
この日は、後に別件があるため定刻に終わる予定です。
まだ体調が安定しない割に予定が詰まっていて、
思うことを書き切れないもどかしさが残りますが、
言えなかったことには、言えなかった思いが堆積していきます。
先日の【ごちゃまぜ 人間の会】は、それぞれの、原風景が立ち現れるような時間がありました。よいものばかりではなく、というか、原風景に、よいも悪いもあるのかどうか分かりません。
原風景なのか、あるいは、そこは、再び帰っていくところなのか。
間の会は、何度も何度も、やはり、目的を持たず、何の方法も持たないものだということに立ち返りたいと思っています。思っているのは、わたしですが、もちろん、わたしの思い通りになるわけでもありません。
こうあれ、というのがないということは、
共感的に聴く、であるとか、傾聴するとか、あるいは、逆に共感的に聴かない、ただ聴くにしても、いずれにしても、作為的であることは、皆、誰かの特定の入れ知恵みたいなもので、小賢しいものにしかなりません。
では、作為的でないようにするには、どうするのかも、なかなか人知の及ぶところではありません。
ただ、作為や、あるいは、なんらかの効果を狙ったこと、パフォーマティヴなことは、だいたい、見ていれば、聞いていれば明らかです。
そういう狙いが見えたり、聞こえたりすれば、そう指摘しないと、面白くありません。
人間の存在は、意見とか主義主張とか、思考とか、気持ちとか、精神とか、身体とか、何か、それら単独のもので成り立っているわけではありません。
意見や主義主張を聞いているだけでも、思考を理解しようとしても、その人の気持ちに共感しようとしても、ただ、漫然とからだを見ていても、やはりそれは、一部の薄っぺらいものに過ぎません。
ただ、あるところから、その人の背景や、さまざまな面影が立ち上がってくると、人の存在は、俄然、厚みを増し、重層的なものになります。
人に触れる時、やはり、そういう厚みのある重層的な人の存在に触れないと、物足りなく思いますし、面白くありません。
それを、小賢しいルールやメソッドや何かで引き出せると思うのも安易です。
ただ、自分のあらゆるものを投じて、対峙するよりありません。
9月に大阪の西成で、【路地裏の舞台にようこそ】というイベントで、まをふと間の会を行ってきました。
それ自体も大きな体験でしたが、その時に、翌日、同じ催しの一環で、ストリッパーの牧瀬茜さんの舞台を拝見したり、この催しに集っている人々をお話をしたり、この西成の特定の場所でしか観ることの出来ない、石津武史さんによる、『釜の肖像』という写真集を見せてもらったり、この催しとは関係ありませんが、関西に滞在した間に、8年越しの宿題であった、濱口竜介監督の5時間17分もある映画『ハッピーアワー』をようやく観ることが出来て、これらのこと、全てがじわじわとした衝撃としてやってきました。
加えて、能登の大雨による水害のニュースや拡大する一方の中東の戦火の話が入ってきます。
こうしたじわじわとした衝撃から寝込んでしまっていたとも言えますが、一人で考えていると、衝撃やニュースの比重も大きくなってしまうとも言えるかもしれません。
ここで受けていた衝撃について、もう少し詳しく書きたいですが、
何より、しかし、明日、やはり皆さんと座ることが優先されるでしょう。
時間がかかるかもしれませんが、少しずつ言葉にしていきます。
最後に、4月に発表されてから、ほぼ間違いなく、毎日一回以上は聴いている曲をご紹介しておきましょう。
「私はパイロット 時間の飛行機に 何人もの私の乗せて 暗闇を進むよ」
作詞・作曲:橋本絵莉子『私はパイロット』より
https://youtu.be/tXcALa8vAVk?si=90bGaX-1Qtwl6K-j
この「何人もの私」とは何で、誰なのだろう。
そして、「何人もの私」を乗せている、「私」とは何で、誰なのだろう。
もう半年くらいずっと考えています。
実は、上の方に書いたことと、全部繋がっているのですが。
この曲が入った『街よ 街よ』というアルバムは、全ての曲が素晴らしく、
これも、ここ10年くらいで、最も衝撃を受けています。
普段、最近は、色々な作品だの、何か、特定のアーティストによって作られた、行われた、発表されたものより、目の前の人の方が百倍面白いなと思うことが多くなってきましたが、
それでも、時々、がつんとやられます。
それに対して、自分のやれることは、やはり、目の前の人に直面することしかないのですが。
今日は、この曲が初めて実演で演奏されるのを聴いてきます。
というわけで日中の案内になりました。
では。
以上の件、すべてお問い合わせ、ご連絡先は、
● メール:aidanokai2015@gmail.com 間の会 西脇秀典です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年10月9日 間の会 西脇秀典
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