七月の月々の間の会
もう、今日なのですが、『月々の間の会』です。
2019年7月28日(日)13:00〜16:00 於:津市贄崎地区防災コミュニティセンター 2階集会室
前回は、何かとても穏やかな時間だったように思います。
でも、知っている人でも聞いたことのないようなトーンのお話が残っています。
会が始まる前に、久しぶりに資料室を見せてもらいながら、センターの当番のおじさんとお話をしていました。
昔の贄崎の写真は、今とは、まるで違っています。
それは、自分の記憶の中の贄崎の方に近い。
おじさんに少し空襲の話を伺いました。
これは、父の話を聞いていても、よく出てくるのですが、
焼夷弾の光で町中が光った時の美しい様子は、眼に浮かぶように、語られます。
おじさんは、近隣の山に疎開されていたそうで、空襲当日は、
まさに、町中が光に溢れていたようです。
そして、疎開しなかった同級生たちは、ほとんどが亡くなられたのだと言います。
今日7月28日は、津の大規模な空襲があった最後の日です。
亡くなられた方は、24日が最も多かったようですが。
全国各地、ものすごい頻度で空襲があったのだなあと、色々な方の話を伺っても、資料を読んでも、想像を絶します。
日本の大空襲を描いた、非常に稀な映画である『火垂るの墓』の高畑勲監督は、こどもの頃、贄崎の海でよく遊んでいたそうです。
空襲を体験されたのは岡山でだそうですが、終戦後、焼け跡となった津には再びいらっしゃったようですね。
市内至るところだったのでしょうが、海岸にも多数の遺体が仮安置されていたという話は度々聞きます。
明日は、会の前後にも、少し、贄崎海岸でも時間を過ごしたいなと思っているのですが、どのように、そこにいられるか、わかりません。
それはともかく、どなたでも、お気軽にお越しください。
次回の「月々の間の会」は、8月25日(日)です。同じ時間、場所です。
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