明日6月１３日（木）の【ご縁の間の会】によせて。

皆さま

こんばんは。

とても暑い日が続きますね。6月の前半ですが、こんな感じだったでしょうか？

と、もしかすると毎年言っているのかもしれません。

ここの国の夏がやってきます。

明日は、専琳寺さんで【ご縁の間の会】です。

ぜひ、ご参加ください。

専琳寺さん

@senrinji.daimon.namoamidabutu

◆【ご縁の間の会】

日時：2024年6月13日（木）13:30〜16:30

場所：津市大門 万松山 専琳寺（津観音の東、立町商店街を抜けたところ）

FBイベントページ

また、7月の【ご縁の間の会】は、

お盆などの関係で、当初発表していた７月11日（木）から7月4日（木）に変更になりました。

先日の【ごちゃまぜ 人間の会】の後、話をしていたことから、思い浮かぶことを書きます。

【間の会】は、いかなる意味でも、何かのための練習の場ではありません。

「稽古」という言葉は使いますが、「練習」では決してありません。

「稽古」は常に実践です。本番と何も変わりません。

ここの地元では、太平洋戦争が終わって10年後の7月28日に、海での水泳の授業中、多くの生徒が亡くなる痛ましい事故がありました。

そのことを忘れたことはありませんが、しかし、この事故によって、それまで、水泳の授業は海で行っていたのが、すべてプールで行うようになりました。

そして、その後、様々な公害で海は汚れ、どんどん海で泳ぐ人がいなくなってしまいました。

確かにこの事故は、規模が大きく痛ましいですが、

現在でも、水泳教育はなされていても、海や川での事故が絶えません。

これは、海や川で泳ぐのと、プールで泳ぐのは全く別物という観点が抜けているからではないでしょうか。

プールで泳げるようになっても、海や川で泳げるとは限りません。

プールの出現によって、失われたものも大きいのではないかと思います。

プールで泳ぐという別の楽しみが増えたのでしょうけれど。

【間の会】は、人と人が、何のルールもないところで、その精神、存在全体で出会う実践の場です。いきなり、人同士が、丸ごと対峙します。

法律とか道徳とか常識とか思想とか全く関係ありません。

社会で生きていくための練習や訓練の場とは、全く違います。

社会は、様々な法律や道徳や常識や思想や教育などで、直接、人と人の精神、存在そのものがぶつからないように、様々な配慮や障壁を準備しています。

逆にそれによって、法の抜け穴を探す人も増えています。

あらゆるルールのない場というのは、確かに社会とはかけ離れていて、非日常ですし、特殊かもしれませんが、これが社会より危険かどうかは、注意深く考えてみる必要があります。

社会の法律や配慮が増せば増すほど、傷つく人が増えているようにも思います。

というか、傷つくとは何事でしょうか？

どうして傷ついてはいけないのでしょうか。

怪我の危険は、怪我しないと分かりません。

死に直面して初めて生きるものがあります。

社会で生きるには何の役にも立たないかもしれませんが、

【間の会】は生きることそのものです。

たとえ、それが、現状では治外法権的な場であっても、

この場を生きることが生きることだと言ってしまってよいと思います。

7月28日が水難事故の日ですが、

やまゆり園事件は7月26日です。

今も、毎日、他国で多くの人が殺されています。

それに抗議し反対している人も増えています。

が、なぜ、殺人は止まらないのでしょうか？

やまゆり園事件は、犯人が元々、世界平和のためといって、

殺人を多くの人に予告していました。

どうしてそれを止められなかったのでしょうか？

人が信念を持ってやろうとしていることを、止めることは、どうしたら出来るのでしょうか？

法律を作って厳罰化すればいいのでしょうか？

おかしな考えを持った人を精神病院に入れればいいのでしょうか？

考え続ける必要があります。

人を殺すことだけが悪でしょうか？

人と人の間に、色々な緩衝材を挟んでいけばいくほど、人は、人とは何かが分からなくなっていくように思います。

果たして、人とは、人間とは何なのか、理念ではなく、実際目の前の人と対峙して、身を持って、それを探求して参りましょう。

津久井やまゆり園事件を考える集会は、今年は、8月3日（土）の夕方に津市まん中広場で行うことになりました。一報しておきます。

以上の件、すべてお問い合わせ、ご連絡先は、

● メール：aidanokai2015@gmail.com 　 間の会 西脇秀典   です。

●間の会ホームページ：https://aidanokai.amebaownd.com

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年6月12日　間の会　西脇秀典

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