明日は、第6回 津久井やまゆり園事件を忘れないZoom集会 in みえ を行います。

皆さま

こんにちは。

明日は、第6回 津久井やまゆり園事件を忘れないZoom集会 in みえ を行います。

まだ、今日いっぱい参加者を受け付けています。

参加申し込みは下記URLのサイトから出来ます。

https://sites.google.com/view/yamayuri0801?fbclid=IwAR3exLYaXhOI1Stmd7A231AMpMLnYCtM3LUAFwOauaF6ffuFXu9xjsA9nlg

直接の受付フォームは以下です。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScKt4syudcQ4_OpFzQLuRPA2NHnlpezKeuBAI-D03szh78FNw/viewform

また、当日配信するYouTubeのURLも決まりました。以下です。

https://youtu.be/GHxDl4ug5q8

記録のために録画はする予定ですが、アーカイヴを集会後一般公開する予定はありません。

また、集会には手話通訳を必要とされる方が参加されますので、手話通訳も中継させていただくことになりました。自動音声変換で発言を文字化したものも表示する予定ですが、人手が足りないため、修正していく作業が出来ません。大きな課題ですが、申し訳ありません。



第6回 津久井やまゆり園事件を忘れないZoom集会 in みえ

日時:2021年8月1日(日)13:30〜16:30

場所:オンラインアプリZoom上(オンライン参加出来ない方用に会場の準備もあります。)

主催:津久井やまゆり園事件を忘れない集会実行委員会

    (間の会は賛同団体、間の会 西脇が集会全体の進行を行います。

     当日はYouTubeでの配信も行います。)


※また、これは集会とは関係ありませんが、先日お送りした【間の会のお便り】で、8月の【月々の間の会】の日程が間違っていました。8月23日(日)ではなく、正しくは8月22日(日)です。


途中で名前が変わったりしてきましたが、この集会の1回目は、事件が起こって20日後くらいに、緊急で津市まん中広場で行いました。ともかく集まるしかない、という感じでした。しかし、当初から、密室で集まろうということにはならず、公開の場で集まろうという形になりました。やむにやまれぬ感じでもありましたし、しかし、とても怖かったと思います。その怖いという感じは、今も変わりません。

毎年、様々なことが、この集会ではあったなと思い出されます。どの時もすごくヒリヒリした感じも残っています。

今年は、確かに事件から5年目ということはありますが、5年目だからどうという感じではありません。しかし、何故か、全く新しく再建された津久井やまゆり園に、慰霊碑が出来たというニュースは、何かとてもどう受け止めていいのか戸惑うものがありました。その後、元職員の人がやまゆり園での支援の実態について証言をし始めた記事が出てきたり、事件後の行政ややまゆり園の支援を検証する委員会の動きなどをまとめた記事なども出てきました。

犯人には、既に死刑の判決が確定しているのに、今になって新事実がたくさん出てきています。どうして、そんなに、周りの人が証言するのに時間がかかっているのでしょうか。

また、わたしは、昨日知ったのですが、建立された慰霊碑に、亡くなった19人の方を追悼するために、19のヤマユリを刻むという計画だったそうですが、一人の遺族の方が、「きれいな花で事件に一区切りを付けるのは違う」との考えから、実の姉の死を現すヤマユリとして刻まれるのを拒否したというニュースがありました。

亡くなられた方もご遺族もどなたも存じ上げませんが、こうしたたくさんの人が亡くなられた事件を、何か新たなものにして変えて行こうとする動きに抗う方が出て来られたのだなと、少しだけ、言葉にはなりませんが、何かを感じました。

明日の集会は、忘れない集会、という名前になっていますが、わたし自身の感じでは、忘れられない、という方が近いかもしれません。

今年は、互いに聞きあう時間を、例年より長くもうける予定ですが、社会の話や、事件の評価や、分析ではなく、一人一人の参加者の方、それぞれご自身の話が聞きあえるといいなと思います。

そういうことは、司会、進行の思いで、どうなるものではないですが、そうあればと願っております。

また、この集会は、どんな考えや立場の人でも関心のある人は参加していただくことができます。事件についてよく分からない、戸惑っているという方でも、施設職員の方でも、誰でも参加していただけるようにしています。そういう集まりにすることに、ご批判もあるかと思いますが、元職員の方が、証言をし始めるのに5年もかかっています。おそらく、そういう直接関わりがあった方でなくとも、なかなか、この事件について言葉にならない、この事件のことを考えるのも嫌な感じの方もおられると思います。そういう方でも、思いを言葉に出来るような場になるよう努めて参りたいと思います。

わたし自身のことを言えば、この事件と直接関わりはないのかもしれませんが、どうしても、今は、ほとんど、自分の意志を伝えることが難しくなってきている父との関わりのことも、思わずにはいられません。これから、父にどういう暮らしを送っていってもらうのか、父は、どういう暮らしを望んでいるのか、そんなことも、この事件を考えると、どうしても浮かんできます。

間の会では、それがテーマであるというわけではありませんが、いつも、命ということについて、亡くなった人について、そして、人と人との関係について、どうしてもそこからは逃れられない感じがあります。そのようなこともあり、毎年、この集会に関わらざるを得ないのです。

事件の約20日後、最初に集まった顔ぶれは、まだ今も、この集会を催す顔ぶれです。

そうした繋がりなくして、ただ、社会問題ということだけでは集まれません。

何か、心に引っかかるものがある方のご参加をお待ちしています。

2021年7月31日  間の会 西脇秀典 

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